デーリング&ホイヤー(DOLING AND HOYER)
デーリング&ホイヤーは、ドイツを代表する弓製作者である。旧東ドイツザクセン州、マルクノイキルヘンで製作にあたっている。※写真左はデーリングと息子
製作者について-Full Story
デーリングとホイヤーは、旧東ドイツザクセン州の楽器製作の村マルクノイキルヘンで弓を製作しております。この村の冬は長く、深い雪に閉ざされ、産業といえるものは何もありませんでした。そこで楽器製作を始めたのが今から300年以上前です。デーリングは4代目、ホイヤーは6代目です。FRIEDRICH HOYER(1774年生まれ)が最初の弓を作って200年以上経過しております。彼らは先祖から受け継いだ弓作りの知識を子孫に伝えて続けてきました。
完全な手作り作業のため年間数十本しか作ることが出来ません。弓メーカーの本をみれば両者は弓製作に時間がかかり過ぎ完成が遅いと書いてありますが、まったく見当違いの説明だと感じます。両者は演奏家の要求に応じたオーダー弓の製作を受け賜っております。価格は既製品とほとんど変わりませんので、ご要望があればお申し出ください。両者の弓は世界の演奏家が使っている名実ともにドイツを代表するものです。ホイヤーは特にベース弓が有名で、世界の最高峰弓のひとつです。札幌交響楽団の方々も使用しております。
デーリングの弓は、ベルリンフィル、ウィーンフィル、ライプチヒゲバントハウス、ドレスデンシュターツカペレ等々の楽団員が使用しております。個人ではウィーン国立音楽大学教授でウィーンフィル主席ベーシストのルドヴィッヒ・シュトライヒヤー(LUDWIG STREICHER)です。二人の人柄には共通点が多く、素朴でとても謙虚なことです。自分の作品には絶対の自信と誇りを持っております。弓を手にした時、その職人の魂が伝わってくるのです。
※写真左:ホイヤーの息子、写真右:アトリエ
弓について-About a Bow (オーダー弓の注文受け賜ります。)
弓は完全な手作り作業のため、年間数十本しか作ることができない。デーリングとホイヤーは、演奏家の要求に応じたオーダー弓の製作を承っている。価格は既製品とほとんど変わらないので、ご要望があればお気軽にお申し出頂きたい。 デーリングの弓はベルリンフィル・ウイーンフィル・ライプチッヒゲバントハウス・ドレスデンシュターツカペレ等の楽団員が使用している。個人ではウィーンフィル主席ベーシストのルドヴィッヒ・シュトライヒヤーも使用している。またホイヤーの弓はベース弓が有名で札幌交響楽団の方々が使用している。